「やる気低下が危険信号 脳の異変を発見せよ」っていうテーマでの放送でした。
やる気低下の病気が命にかかわるものという話や、やる気をアップさせる裏ワザなどと紹介されていたので、興味がありました。
◆やる気スイッチ
やる気を司るやる気スイッチは脳の線条体というところにあるようです。
番組で紹介されたAさんは、突然やる気が無くなって仕事や他の生活全体がやる気が無くなってミスが多くなったそうです。しかし、うつ病のような気持ちが落ち込むことはなかったそうです。
その原因は高血圧にあったようです。
長引く高血圧が、脳の血管の枝分かれした穿通枝(せんつうし)をつまらせてしまうことがあるようです。
やる気スイッチの線条体は穿通枝の先にあるので、高血圧が長引き穿通枝の隠れ脳梗塞を起こすことによって血液や酸素、栄養が行かなくなり、やる気スイッチの昨日が失われてしまうということです。
隠れ脳梗塞が多くなると血管性認知症や脳梗塞のリスクが高くなるので、早期発見が必要です。
ではどのような人が注意が必要かというと
口数が減った、周りが促さないと何もしない、状態が1か月以上続く。
しかも血圧が上140(mmHg)、下90(mmHg)以上の場合には要注意だそうです。
何科を受診すればよいかというと、神経内科か脳ドックをするのが良いようです。
◆やる気リハビリ
病気で失ったやる気は、リハビリによって回復することができるようです。
隠れ脳梗塞や、脳卒中患者に有効だそうで、小さな成功体験を味わい達成感を得ることで残っている線条体が活性化されるようです。
◆即効性のあるやる気スイッチ裏ワザ
・やる気の出ない時には運動をするとやる気が出るようです。
呼吸が早くなることで脳がやる気になっていると錯覚するようです。
・力強いポーズをする
テストステロンというホルモンが線条体を刺激すると考えられています。
ガッツポーズをする、ぐっと胸を張るなどおこのみでテストステロンが出て線条体を刺激しそうなポーズを考えてみてください。