フェリチン不足の新型鉄不足でうつ、睡眠障害

2014年4月9日放送のためしてガッテンは、
「あなたも!新型鉄不足 肌荒れ不眠、うつ状態」っていうタイトルでの放送でした。

鉄分不足といえば貧血のイメージがありますが、肌荒れ、睡眠障害、うつ、疲労感などの様々な症状があるようです。

番組ではAさん、Bさんが出てきて、うつ状態、睡眠障害がそれぞれ改善した報告がされていました。二人の共通点が、フェリチン不足でした。フェリチンとは、鉄が入った倉庫のようなもののようです。
二人は鉄剤を処方されてうつ状態や睡眠障害の改善がされたようです。


鉄には、細胞増殖などの体内での反応を手助けする役割があるようです。


鉄分が食べ物から体内に吸収され、フェリチンに貯蔵されます。
フェリチンが不足していると、
肌が荒れていても新しい肌に代謝されなかったり、
免疫細胞の数が減少したり、
セロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質という脳の働きに欠かせない物質が不足して睡眠障害やうつ状態などの精神疾患になってしまうようです。


フェリチン不足でもヘモグロビンの値は正常な値を示すことがあります。それは、鉄はヘモグロビンの方に優先して回されるためです。
なので、ヘモグロビンが足りずに貧血の人は、フェリチン不足も疑ったほうが良いということです。

自分でできるフェリチン不足か確かめる方法は、
「あっかんべー」をすることです。

まぶたの下の裏側が白っぽくなっていればフェリチン不足を疑ったほうが良いそうです。

心配な場合にはかかりつけの医師に相談したほうが良いと思います。
貧血の疑いがあれば、フェリチンの検査は、保険が適用されます。


鉄分を食事から摂取するときのポイントは、ビタミンCを同時に摂取することです。還元作用によって鉄分の吸収率がアップします。
食後に果物やレモンジュースを飲むのも良いようです。


肝炎の患者は、鉄分摂取で症状が悪化する可能性があるので、医師に相談してください。
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