風邪インフルエンザ体改善計画

2014年1月8日放送ののNHKためしてガッテンは、
「風邪インフルよさらば 体の中から改造!計画」っていうテーマでの放送でした。

私は毎年冬の時期になると風邪にかかったりインフルエンザになったりと冬の間中なんだかあまり体調が悪かったりします。ちゃんと湿度を調節したり、うがいとか、手洗いとか、マスクなどで風邪やインフルエンザの予防はしているんですけどね。

しかも、喘息を持病で持っているので、気管支が弱く慢性気管支炎のように風邪が治っても咳が続いたりします。
ということで、今回の放送は、結構楽しみにどんなふうに体の中から改善するのか期待していました。


まず、放送では簡単な免疫の話からしていました。
私たちの体にウィルスや細菌が入ろうとするときに体の防御システムが働きます。その細胞は、線毛細胞(せんもうさいぼう)といいます。

線毛細胞は、鼻やのど、気管支、肺に至るまでびっしりとガードしているようです。そして、線毛細胞がうまく機能している場合には、ウィルスや細菌が粘膜に付着すると粘液でウィルスや細菌を包み込み、痰として体外へ排出したり、胃の中へ運び胃液で異物を溶かしてしまうという働きを持つそうです。
線毛細胞の働きが弱くなると深いところの細胞にウィルスが入り込み一気に増殖してしまうことになるので、まじめの砦っていう感じになるんですね。


■水を飲む
ではどうやって繊毛を元気にして線毛細胞が働きやすい環境を作るかっていうことが病気にかかりにくい身体を作るポイントになりますね。
それは「水を飲む」ことです。

湿度が低い部屋での実験で1人は歯にもせず、1人は水を飲む状況を作り、実験をすると水を飲んでいない人は、2時間で繊毛細胞の働きが弱くなっていたそうです。

冬場は、なかなかのども乾かなくなりますし、音入れも近くなるので、水分はあまりとっていないという人もいますが、繊毛細胞の働きを良くするためには湿度を上げるっていうことも大切なのかもしれませんが、それ以上に口から隋bンを取るっていうことが大切のようです。
口から水分を取ることによって体中の繊毛細胞の奥から粘液でうるおされることになり、働きがしやすくなるようです。


では、どのくらい水分を取ればよいのか?という話ですが、
理想は、1日あたり2.5リットルの水分補給だそうです。3回の食事で、1リットルの水分と考えて、それ以外で、1.5リットルを取るように心がけるのがよいそうです。

注意したいのは、心臓や腎臓に疾患のある人は水分の制限をされている可能性もあるので、その時には病院で医師の指示のもとに行わなければならないそうです。
また、コーヒーやお酒は、利尿作用が強いので、注意が必要とのことでした。

飲み物は、水以外だと、ほうじ茶や麦茶がよいようです。

また体温を下げないというのも繊毛細胞のたたら気を良くするのに必要なので、外出時にはマフラーなので、首元を温めるとよいそうです。



■唾液蒸発型のドライマウス
番組では、ドライマウスの話もしていました。ドライマウスになると歯周病や口内が激しく痛む口腔カンジダ症になる可能性もあるようです。そして、日中は、ちゃんと唾液が分泌しているのに夜口が渇くという「唾液蒸発型のドライマウス」も紹介されていました。

唾液蒸発型ドライマウスは、就寝時口を開けて寝ている影響で唾液が蒸発していくというもののようです。
(実は私も唾液蒸発型ドライマウスだとこの番組を見て気が付きました。)

睡眠時にに口をあける原因は、鼻づまりや睡眠時無呼吸症候群、薬の副作用もあるようですが、口の周りの筋力の低下でも口をあけてしまうようです。口の筋力の低下は、柔らかい者ばかりを食べていたり、あまり人と話をしなかったりが原因になるようです。

口がねばねばしたり、唇が荒れたり、口角が荒れたりする場合には可能性があるので、気になる方は、歯科や口腔外科、耳鼻咽喉科を受診するとよいと思います。





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