心臓の痙攣心房細動

2014年07月16日の放送のためしてガッテンは
「夏に!心臓けいれんがあなたを襲う」というテーマでした。

番組内で出てきたAさん、Bさんは、手や足のしびれが起き病院へ受信すると手や足が壊死(えし)寸前で手術を受けて治療したということです。

2人の症状は気づかないうちに心臓の痙攣を起こす心房細動が原因で起こったもののようです。
心房とは、心臓を上下左右4つに分けた上川のポンプで肺に酸素を受け取った血液を心臓に入れる仕事をしている部分です。

心臓の痙攣(心房細動)でなぜ手足が壊死するかというと、血栓説いう血液の塊ができやすくなって血栓が手足の血管をつまらせることによって手足のしびれ、ひどい時には壊死を招くことになります。

夏場は体内の水分がその他の季節と比べると低くなり、血液が固まりやすくなるので、注意が必要です。

◆ニセの電気信号
心臓の拍動を起こすのは、電気信号で起こしています。そのリズムを整えるのが洞結節というペースメーカー細胞と呼ばれるものです。その洞結節がニセの電気信号で惑わされて早く動いている人がいるそうです。

◆心房細動かをチェック
就寝前と、あさ起床した時が一番心房細動の起きやすいタイミングです。最近の研究では副交感神経の働きが活発な時に起こるということです。
心房細動の初期症状で、胸がもやもやするという違和感もあるそうです。
起床後すぐや就寝前などで手首の撓骨動脈で脈を触ってみて、早さやリズム強弱にばらつきがある場合には専門医に受診をすることをお勧めします。

心房細動を起こす原因では、睡眠不足、過労、ストレス、過度の飲酒というものがあります。

◆最近の心房細動の治療
足の静脈を使ってカテーテルを挿入しニセの電気信号を送り出しているところを焼いてしまうそうです。
最近の研究で肺静脈と心臓の接点でニセの電気信号を出していることがわかったので、そこを焼いてしまって食い止めるそうです。

なんと、90%以上が治るそうです。ただしある一定以上のお年寄りにはこの方法は適さないようです。
また、抗凝固薬という薬で、血液を固まりにくくすることによってしんぼうさいどうがあっても危険を回避することができるようです。


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