偽ニキビの扁平疣贅、マラセチア毛包炎、めんちょう

2014年07月30日放送のためしてガッテンは、
「美肌の大敵! 治らないニキビの正体」というテーマでの放送でした。


Aさんは、若い頃からニキビに悩まされていて、保湿クリームを塗ったところ帰って逆効果でニキビが増えてしまいました。
Bさんは、塗り薬でニキビを直していましたが、どうしても治らないので、殺菌効果の高い石鹸を使ったり、保湿パックを行ったりしましたが、ぶつぶつが広がり肌が腫れ上がってしまいました。

実はニキビだと思っていたのが、「扁平イボ」というものだったのです。保湿をしようとして触っていることで、広がってしまうのです。

扁平イボの原因は、HPV(ヒトパピローマウィルス)というウィルスです。正式名称は、「扁平疣贅(へんぺいゆうぜい)」といいます。
ニキビかイボかを見分ける方法は、色と形で見分けるそうです。
イボは、触わることで広がるため、だ円や線状の形になります。
ニキビは初めは白く、その後毛穴が炎症によって赤くなります。
イボの初期は肌の色に近い色で、しだいに茶色くなります。

イボの治療方法の一つは、液体窒素を使った治療方法で液体窒素という超低温でイボを凍らせて壊死させるという方法です。繰り返し行う必要があるようです。

イボの予防方法は、手からの感染が多いので、外出後の手洗いが重要なようです。家族に扁平イボの人がいる場合には、タオルの共有はやめたほうが良いようです。


◆背中のポツポツ偽ニキビのマラセチア菌によるマラセチア毛包炎
背中に出来たポツポツをにきび治療の薬を使っていても治らない説いうCさん原因は、マラセチア菌説いう金によって起こる炎症のマラセチア毛包炎でした。ニキビの原因のアクネ菌はニキビの治療薬で効果があるのですが、マラセチア菌に対してはニキビの治療薬では効果が無いようです。

マラセチア毛包炎かニキビかを見分ける方法は、出来る数で見分けるのが良いようです。一気に10個ほど出来る場合にはマラセチア菌による炎症と思ったほうが良いようです。ニキビの場合には2,3個しかできないようです。

治療方法は、抗真菌薬を使い治療します。市販していないため病院での処方が必要になります。
治りにくいのが特徴で、症状が良くなっても根気よく塗り続けることが大切です。


◆めんちょう
鼻にニキビが出来たと思ったDさんは、ついつい気になって触っていたのですが、ある時すごい激痛と鼻が赤く腫れあがりました。この原因は、「めんちょう」というもので、原因菌は、黄色ブドウ球菌です。

血管に入り脳へ行くとと脳炎や脳髄炎を起こす危険性もあるもののようですが、最近は薬も発達したので、しっかりと治療すれば命への危険性と言うのは低くなったようです。

見分け方は痛みの度合いのようです。めんちょうは、体力が落ちると悪化するので、規則正しい生活をし、市販薬もあるので、しっかりと治療しましょう。

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