五十肩肩こり予防と腱板断裂の見分け方

今回の2014年02月05日放送のNHKためしてガッテンは
「長引く肩の痛みに喝! 五十肩&コリ一挙撃滅」というテーマでした。

四十肩、五十肩とは、ある日急に肩に激痛が走り、数か月~1年の間腕が上がらなくなるという病気です。痛みに悩まされたり、夜寝ていても肩が痛いという辛い肩の痛みです。
しかし、そのうち自然と治ってしまうのも特徴の一つです。しかし、中には、治るどころかどんどん悪化していって、一生痛みが続き、手術が必要という五十肩もあるようです。
一生痛みが続くタイプの五十肩は、五十肩の3人に1人くらいの割合だそうです。


■腱板断裂
この一生続く五十肩は、回旋筋腱板(ロテーターカフ)という背中から方にあるいくつかの筋肉の剣が切れることで起こってくる病気です。特徴的なのは、通常の五十肩と違い関節が固まっているわけではないので、痛くないほうの手で支えて持ち上げることで腕は上がるようです。


人間はそのほかの動物よりも自由に腕を動かすことができます。しかし、その分骨に沿って動く筋肉が所定の位置から外れてしまうというリスクが大きいのです。そのために肩甲骨にはガイドとして凹凸があります。その突起に腱がこすれることによって腱板損傷やひどい時には腱板断裂といった病気になってしまうようです。


通常ですと、腕は肩の関節で120度、肩甲骨で60度上がります。腱板が断裂(一部切れているも含む)している人がバンザイをしても腕が真上に上がらないのです。この原因は普段肩甲骨をあまり動かさないので肩甲骨の周りが硬くなってしまったのが原因のようです。

肩甲骨の動きが悪いと腱板断裂だけではなく、普通の五十肩や肩こりなども引き起こす原因、姿勢が悪くなったり、基礎代謝の減少などで太りやすくなったり、いろいろな悪影響があるようです。


腱板断裂かもしれないと思う痛みの引かない人は整形外科への受診をオススメします。
また、腱板断裂にならないような予防のストレッチ方法が説明されていたのでご紹介します。


■肩甲骨ストレッチ
★猫体操
・四つん這いになる
・おへそを見るように背中を丸める
・肩甲骨を意識しながら背中をそらせる
これを繰り返し5回程度行う


★ペンギン体操
・腕を下に垂らしたまま肩甲骨を上下に動かす
・腕を横に広げて肩甲骨を広げたり狭めたりする
・肩甲骨を意識しながら腕を前に伸ばして、背中を丸めるたり、腕を後ろに引きながら胸をそらす
各10回程度おこなう


肩甲骨ストレッチ方法の注意点は現在肩に痛みや違和感がある人は無理せずに痛みの出ない範囲で行うとよいそうです。

ためしてガッテンの情報ではないのですが、
ちなみに、テニスをやっている方も肩を痛めて腱板断裂をすることがあるようですね。
テニスで起こる右肩の痛み



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